[第16章]潰し合い

匪賊との話し合いを経て、あなたたちは悟った。この鏢はそもそも貴妃が選んだ侍女などではなく…

 

  ――あなたたちは仕方なく匪賊に着いて根城にやって来た…

 

陳覇天: おやおや、これはこれは、どうぞこちらへ。私は陳覇天と申します。

     さきほどは部下のやつが失礼しました。どうぞ大目に見てやってください~

図 海: 無駄話はよい。覇天殿、我々をここに連れて来て何用か?

陳覇天: 私めが聞いたところによりますと、この鏢は貴妃を護衛するために選ばれた侍女だとか?

図 海: 覇天殿の言う通りです!ええ、まさに!

陳覇天: (怪しく笑い)実を言うと、この女は貴妃が選んだ侍女などではないのですよ

 

  ――その回答に、あなたも図海も驚かない…

 

図 海: (驚いたふりをして言う)覇天殿、ご冗談を!

陳覇天: この女は、河南の豪商・裘有銭の娘、婉紅なんですよ。

     官府が裘邸から金をゆすり取るため、貴妃が選んだ侍女という名目で人質に取っているんですよ。

     今夜お呼びしたのは、ちょっとご相談がありまして。

 

  ――真相を聞き、次第に怒りが湧いてくる。あなたは図海に引き続き有用な情報を探るようほのめかす…

 

図 海: おや?覇天殿、何か考えが?

陳覇天: (咳払いをして)鏢を運ぶ報酬の20倍の金をお出しします。あなた方は婉紅お嬢さんを置いて行ってください。

     そうすれば、あなた方は金を手にする上に、面倒なことにならずに済む。どうです?いい話でしょう?

図 海: 覇天殿、大判振る舞いですね。お伺いしたいのですが、官府の誰の仕業なのです?

     この図なにがしに教えていただけませぬか。

陳覇天: (にやりと笑って)おや?知らない方がいいこともありますよ。

図 海: ではこの図なにがし、了承できませんな。この話はこれで終わりです。

陳覇天: おやおや、皆さんせっかちですね。いずれにしても私の手間を省いていただきました。

     今夜はここに残ってもらいますよ。

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   9 30,000
2   9 30,000
3   18 50,000
4   9 30,000
5   18 50,000
6   36 200,000

 

 

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