[第15章]匪賊に遭遇

蟠龍県へ鏢を運ぶ際、またも匪賊に遭遇し、脅される。まことに一難去ってまた一難…

 

  ――着手前、林青児に聞いてもらったら、そもそも怪我をしても金がなく医者にかかれないから

    このような行動を取ってしまったそうだ。そこで、寛大に銀を方々に配ることに。

 

 我 : まさか林殿がこれほどまでに義侠心が強いとは。感服いたしましたぞ

林青児: 若君、彼らも根は悪い人ではないのです。ただお金のために駆けずり回っているだけで、気の毒な人なのです

 

  ――道中は、この小さな出来事以外は何事もなく、鏢は無事に蟠龍県外に到着した

 

 我 : (疲れた顔で)図海、今夜はこの県で休もう。明日急げば目的地に到着できるはずだ

図 海: ええ、もう聞いて参りました。あちらにちょうど宿がございます

 

  ――あなたが宿の部屋に入ったその時、外が騒がしくなった。何かが起きたのだと思い、あなたは様子を見に出た…

 

 我 : 図海、外が騒がしいようだが?

図 海: 当地の匪賊どもが騒ぎを起こしているようです

 

  ――この時、耳まででっぷりと太った独眼の巨漢が出て来た…

 

独眼龍: この鏢を管理しているのは誰だ?

 

  ――あなたが出て行こうとしたとき、図海があなたを後ろに引っ張り、先に出た…

 

図 海: 私です。皆様、何事です?

独眼龍: 話はあとだ。お前の連れと一緒に来てもらう!

 

  ――図海はしばし考え、あなたを見やった…

 

図 海: もう夜も遅いですし、あまり大声は出されない方が良いかと。私が皆様とご一緒いたします

独眼龍: この独眼には駆け引きなど通用せん。来ないと痛い目に合わせる!

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クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   9 30,000
2   9 30,000
3   18 40,000
4   9 30,000
5   18 50,000
6   36 200,000

 

 

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