[第17章]宿屋の騒動

あなたたち3人は人質を連れ逃げ出したが、宿屋に帰り着いたとき、役人からの知らせを受け取った…

 

  ――激しい戦いの末、あなたたち3人は人質を連れ、混乱に乗じて匪賊の根城から逃げ出す…

 

 我 : (不安を覚えながら言う)図海、林殿、大丈夫か?

林青児: お心遣いありがとうございます。大丈夫です。

図 海: 少し怪我をして、人質も驚いたのでしょう。失神してしまいました。ひとまず宿に戻りましょうか?

 我 : 最も危険な場所こそ、最も安全な場所だ、行こう!

 

  ――宿に戻ると、皆の顔には疲労の色が浮かんでいた。そこに小役人が来るとは思いもせず…

 

小役人: おや、お二人さん。ようやく見つけましたよ。この鏢はお守りいただかなくてよいのです。

     ここまでで結構。

 我 : (怪訝そうな顔で問う)何故だ?

小役人: 聞かれても私だって分かりませんよ。伝言は伝えましたよ、ではこれで。

 

  ――あなたは、この小役人がまだ何か知っていると思い、酒を飲ませて酔わせ、何か聞き出せないかと考える

 

 我 : お役人殿、もう遅い。あなたも駆けずり回ってお疲れのご様子。ここらで食事でもいかがです?

 

  ――小役人は道を急ぐこと数日、確かに疲れてはいたが、このように良い話とあれば、興奮して同意した…

 

小役人: なんとお優しい。それではお言葉に甘えて。

 

  ――あなたが酒と食事をたっぷり与えると、小役人はすっかり出来上がってしまい、前後不覚に…

 

 我 : お役人殿、なぜこの鏢を止めるのです?

小役人: (酔っ払って)わ…私も…よく分からないのですよ。

     な…なんでも…ひっく、あの図々しい匪賊め、ひっく…金が要るって…

     裘…裘のだんなは応じなかったし…

 

  ――それを聞き、あなたは一瞬焦った。連中は、金を出さないと必ず人質を殺す。

    そうなれば背後の黒幕は、法律から逃げられてしまうのでは…

 

 我 : 図海、いますぐ裘邸へ行き、裘殿を説得し身代金を出させるのだ。さすれば黒幕を引きずり出せよう!

図 海: しかし、こちらは…

 我 : (図海が言い終わる前に話を遮り)案ずるな、青児殿という頼もしい方がいるのだ。何事もあるまい。

 

  ――図海が出発した後、二人は休憩しようと思っていたのだが、外の叫び声にその考えは打ち破られた…

 

独眼龍: 探せ!何が何でも探し出せ!

 我 : いかん!青児殿、人質を連れて裏口から出るのだ。裏の小道で合流しよう。私は奴らを引き付ける!

林青児: お気をつけて!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   9 30,000
2   9 30,000
3   18 50,000
4   9 40,000
5   18 50,000
6   36 200,000

 

 

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