[第33章]守株待兎
待ち伏せの準備が整うと、二人は長安街の清真寺で静かに朱三太子が現れるのを待つ…
――夕暮れ時、二人は再び長安街にやって来た…
図 海: 宮殿で報せをお待ちください。なぜ危険を冒してまで自ら行かれるのです?
我 : ならぬ。相手も情報を得て準備を万全に整えてくるに違いない。
不慮の出来事の発生を避けるためにも、自ら行かねばならぬ!
図 海: もし奴が現れなければ、無駄になってしまうのでは?
我 : 奴はよく空言を飛ばしておる。朝廷に紛争を起こしたいのだ。
いま朝廷が11カ所の清浄寺を鎮圧すれば、天下の民は一瞬で敵となってしまう。
このような好機、奴が逃すわけがあるまい!
図 海: 英明でいらっしゃいます。各地は明るく照らし出されており、奴はいつ現れるでしょう?
我 : (あっさりと)もうすぐだ。長安街の清浄寺の火はまだ点いておらぬ。奴は我々よりも焦っておるぞ!
――突然、門外から人々が雪崩れ込んできた…
我 : (目で合図をして)魚はもう釣れている。網を引く時だ!
――入ってきた連中の首領は、貴族青年のように着飾った人だった…
朱三太子: ふん!おぬしらの悪道を終わらせてやる。今日こそ災禍を被るがよい!
クリア報酬
百家叢書 | 資質の実の欠片 | 名望値 | 銀両 | |
1 | ● | 17 | 100,000 | |
2 | ● | 17 | 100,000 | |
3 | ● | 34 | 140,000 | |
4 | ● | 17 | 100,000 | |
5 | ● | 34 | 140,000 | |
6 | ● | 68 | 560,000 |