[第37章]苦肉の策

前日の棒打ちの刑は、小李子を潜伏させるために行ったものだった…

 

  ――翌日、あなたと小林子は小李子の家にやって来た…

 

 我 : 小李子、様子を見に来てやったぞ。

小李子: (驚き喜び)ああ、へ…陛下!

 

  ――小李子はお辞儀をしようとしている… 

 

 我 : 横になっておれ。昨日は痛かったであろう。

小李子: 大事ございません。陛下は私のために罰をお与えくださったのです。

     小李子、命に替えましても甘んじてお受けいたします。

 我 : おぬしに頼みたいことがある。一芝居打たねばならぬ。

小李子: かしこまりました。周瑜黄蓋を打つ、苦肉の策でございますね。

 我 : 黄蓋打たずして、曹操は信じまい?

     宮中に朱三太子と手を組んでいる者がおり、再三にわたり朕を陥れようとしておる。

     奴らを見過ごすことができようか?

小李子: かしこまりました。機密を漏らした者を見付けろとおっしゃるのですね。

 我 : ただそれだけで、朕がおぬしを打つと思うか?この朱三太子、鐘三会を作っておる。

     おぬしには奴らに近づいてもらいたい。「曹操」を捕らえるのだ!

小李子: 陛下の御為、命に替えましても!

 我 : よし、小李子。しっかり頼んだぞ。うまくいけば朕が褒美をたっぷりやろう!

小李子: (大泣きして)陛下、ありがとうございます。命を賭して本件、必ずや成し遂げまする!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   21 120,000
2   21 120,000
3   42 180,000
4   21 130,000
5   21 190,000
6     760,000

 

 

≪≪第38章   目次に戻る   第36章≫≫