[第36章]追及

激戦が終わると、鐘三会に紛れ込むため、苦肉の策を講じる…

 

  ――苦戦の末、朱三太子は人混みに隠れて逃げてしまった…

 

図  海: 陛下、清浄寺内はすでに片付いてございます。

 

  ――この時、清浄寺は既に大部分が燃えていた…

 

   我   : 明日、戸部に伝えてこちらの住職に10満を渡し、清浄寺を修繕するのだ!

法事住職: さすがは万歳爺、英明でいらっしゃいます。陛下にご加護がございますように!

   我   : 住職よ、顔を上げよ。我々は家族である。悪い人に騙されることはない。

 

  ――長安街の清浄寺から宮殿に戻ったのは深夜だった…

 

   我   : 誰か、小林子と小李子を呼べ!

図  海: (戸惑いながら)陛下、すでに夜が深しです。お体を大事になさってください。

   我   : ふん、宮殿内に内通者がいるというのに、安穏と寝てなどいられるか。はっきりさせようではないか!

 

  ――ほどなくして、小林子と林李子がぜえぜえ言いながら駆け込んできた…

 

小  李  子: 私めのお呼び出し、何事でございましょうか?

   我   : 今日、朕が乾清宮で申した回族鎮圧の件を聞いたか?

小  李  子: 陛下、その件でしたら、耳にしたものは少なくないはずです。

      さらに議論のうえ図海さまに実行の命を下されており…

   我   : (言い終わる前に話を遮り)たった今の話はおぬしから漏れておったのか。

      何と言うことをしてくれたのだ!

小  李  子: (恐れおののき)申し訳ございません!陛下、罰をお与えください!

   我   : 今日は大きな過ちを犯してしまうところであった。分かるか?来い、棒打ち50回の刑を与える!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   20 110,000
2   20 120,000
3   40 170,000
4   20 120,000
5   20 170,000
6   80 680,000

 

 

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