[第6章]機先を制す

準備は整ったが、最も重要なものがひとつだけ欠けている。翌日、あなたは一人でオボイと謁見し、計画を実行に移す準備をする…

 

  ――武英殿では、皆が手ぐすね引いて待ち構えている…

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 我 : 張廷玉はいずこに?

張廷玉: こちらでございます

 我 : 朕が頼んでおいた件はどうだ?

張廷玉: 申し上げます。すでに兵を周囲に潜ませ、陛下のご命令を待っております! 

 我 : 図海はいずこに?

図 海: こちらでございます

 我 : 武英殿の侍衛統領に命ずる。武英殿の衛兵を取りまとめよ!侵入する者あらば斬り捨てよ!

図 海: 御意にござります!

 

  ――この時、オボイがちょうど武英殿へと歩いて行った…

 

笵文程: オボイ殿、やっとおいでくださいましたね。さあ、早くこちらへ。陛下がお待ちでございます!

オボイ: 来てやったぞ。

 

  ――オボイは言い終わると、勝手に中に入っていく。この時、後ろに従っていた卓布泰と塞本得も入ろうとするが…

 

笵文程: お二人はどちらへ?

ムリマ: もちろん宮殿で陛下にお目にかかるのです。

笵文程:よかろう!手ずからの命令書を持ってまいれ!

 

  ――笵文程の言葉に二人は呆然とした。

    大内衛兵が皇帝に会うのに、まだ手ずからの指示が必要だなど、聞いたことが無かった…

 

笵文程: 本日陛下はオボイ様のみにお会いになります。お二方はお引き取りください。

 

  ――卓布泰と塞本得は騙されたと知ると、門に向かって駆け出し…

 

ムリマ: 開門!陛下にお目通りだ!

笵文程: (冷ややかに笑って言う)ふん、お前たちは外で待っておれ。

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   6 8,300
2   6 8,500
3   12 10,000
4   6 8,900
5   12 10,000
6   24 40,000

 

 

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