[第9章]黒幕は誰

バンブルシャは自分が黒幕だと思い込むが、あなたがとっくに手を打っていることなど、知る由もない…

 

  ――そろそろ時間だ。バンブルシャは腹心を集め出した…

 

バンブルシャ: この激しい戦いもそろそろ終わりだな。ふん!この天下、まだこの手に落ちぬのか!」

済    世: バン様は英明でいらっしゃる!そろそろ我々が場を収める時ですな! 

バンブルシャ: (配下の腹心に大声で叫ぶ)陛下の御身に危険が!お救いせよ!

 

  ――ふと、遠くから誰かの笑い声が…

 

張   廷   玉: お救い?おぬしたち、裏切るつもりではなかったのか?

 

  ――二人が大いに驚き、振り返って見ると、張廷玉が近衛兵を連れて出て来た…

 

バンブルシャ: (顔に恐怖の色を浮かべて)な……なぜここに?

張   廷   玉: 陛下は英明でいらっしゃる。私にここでずっと待つよう、とうに命令されておったのだ!

 

  ――バンブルシャと済世は状況を見てまずいと思ったのか、身を翻し逃げようとする…

 

張   廷   玉: (振り返り大声で叫ぶ)私と共に乱臣どもを捕らえよ!

 

  ――日頃から訓練を積んでいる近衛兵を見て、反逆者たちは慌てている…

 

バンブルシャ: 玉殿、財宝をすべて差し上げますから、どうかお見逃しを!

済    世: 済なにがしも延玉殿に全財産を差し上げます、お願いです、命だけはお助けください。

 張   廷   玉: お前たちの口車には乗らぬぞ!

バンブルシャ: (目を光らせて)分かった分かった!ならばやるしかあるまい!

張   廷   玉: おまえたちがか?いいだろう、抵抗する者は容赦せぬぞ!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   7 10,000
2   7 10,000
3   14 20,000
4   7 20,000
5   14 20,000
6   28 80,000

 

 

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