[第10章]真相

乾清宮外の反逆者はすでに捕らえられ、武英殿内のオボイもまた大人しく囚われの身となった。あなたがオボイを尋問しようとしたそのとき、突然…

 

  ――武英殿内…

 

   我   : オボイ、おぬしの一味も朕がすでに捕らえた。罪を認めよ!

 

  ――報せを聞き、オボイはそれまで取り乱していたのが嘘のように、穏やかにあなたを見る…

 

オ  ボ  イ: 私が悪うございました、陛下、罰を下してくださいませ!

 

  ――オボイの回答に、あなたはこの上なく違和感を感じた。

    この時、太皇太后ソニン、エルビン、スクサハを連れて入ってきた…

 

太皇太后: 皇帝よ、オボイ殿の縄を解きなさい。

   我   : (怪訝そうに)太祖母さま、こ……これは一体何事にござりますか?

 

  ――皇太后が聖旨を取り出し…

 

太皇太后: 天より帝位を賜りし朕が詔す。ここに遺詔を立てる。

      四賢臣には我が息子の朝政を助け、乱臣を粛正し、我が大清の永世にわたる輝きを保たれし。鉄此。 

      皇帝よ、分かったか?

   我   : 太祖母さま、これは…?

太皇太后: わたくしの黙認のもと、オボイ殿と3名の賢臣が故意に行ったもので、

      朝廷内の奸臣にわざと隙を見せて、彼らの陰謀を露顕させるためです。

ソ  ニ  ン: 朝廷内には叛逆を企てる臣がおり、外からは三藩が虎視眈々と狙っている。事態は緊迫しているのだ。

      陛下に練磨していただき、陛下の権威を一日も早く打ち立てるためにも、このような策を。

オ  ボ  イ: (地面に平伏して)たとえどうあれ、私は陛下の権威を侵すと言う罪を犯してございます。

      陛下、どうか罰をお与えください! 

   我   : オボイ殿、顔を上げられよ!

 

  ――言い終わると、あなたは自らオボイを助け起こす…

 

   我   : おぬしたちがそこまで心から朕を、大清を想ってくれているのなら、どうして罪になど問えようか?

      かえってオボイ殿を傷つけてしまった

オ  ボ  イ: 老臣、陛下に誓って申し上げます。

      大清が陛下の手によりさらに発展することのみを願い、命を賭してお尽くしいたします!

   我   : 分かった分かった!

 

  ――あなたは視線を大殿に走らせた。新しい顔と古い顔を見て、伝統が継承されていると感じた…

 

   我   : (雄々しい気概が湧きあがる)大清にはおぬしたちのような有能で忠誠心溢れる臣下がおる。

      朕はおぬしたちの期待を裏切らぬよう、大清の威名を天下に轟かせてみせようぞ!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   7 20,000
2   7 20,000
3   14 20,000
4   7 20,000
5   14 20,000
6   28 80,000

 

 

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