[第12章]お忍び西回り

三藩の事情にあなたは頭を悩ませ、お忍びで西方の視察を決意する。民の様子を視察する一方で、平西王が誠実かどうか見るのだが…

 

  ――羅刹国の使臣を追い出してから、あなたは冷ややかに宮殿内の臣下たちを見る。

    一言も発さず、空気が重くなる。平南王は抑圧的な雰囲気に耐えられず、最初に口を開く…

 

平南王: 陛下、羅刹国がこのように傲慢無礼だとは。兵を挙げ討伐せずにいられましょうか。

     大清の威厳を見せてやるのです!

 我 : 国家の活力はすでに乱臣により傷つけられ、未だ回復しておらぬ。

     このような時に軽々しく兵を出せるものか?

 

  ――まだはっきりと藩属国撤廃を口にしていないが、今日起きた出来事はどれも藩属国撤廃に関係していた。

    話題に出す者はいないが…

 

 我 : (冷ややかに笑い)朕は本日、三王に都に来るように求めたのはこの件を相談するためだ。

     平西王は病により来られず、お二人では決められないと。まさか羅刹国さえも手に負えないと言うのか?

     まあよい。今日はこれまでとしよう。おぬしたちも疲れておろう、下がれ。

 

  ――平南王と靖南王を追い払うと、あなたは図海一人を残した…

 

 我 : 図海、西南路に沿って忍びの民情視察に参るつもりだ。

図 海: (まず驚き、問う)陛下、いま都周辺は落ち着いており、処理待ちの政務も少なからずございます。

     何故巡幸に出られるのです? 

 我 : 三藩については朕も頭が痛い。

     此度の巡幸ではまず民情を視察し、愚痴に平西王の手が広がり過ぎてないか見てみるのだ。

     都のことは明珠と文程に任せておけば、朕は安心だ。

図 海: 御意にござります。 

 

  ――二人は南へ向かい、桃花鎮の宿屋で休憩をした…

 

 我 : 図海、この宿にはずいぶんと武道家が集まっておるが、何かあったのであろうか。

図 海: 気を付けましょう。

 

  ――宿屋に人が溢れているため、後から入って来た人たちは座る場所もない。

    宿を見渡すと、突然あなたたちの方に歩いて来た…

 

趙 三: おい、兄ちゃん。ここは俺たちのもんだ。さっさと銀貨を寄越して消えな!

 我 : ほう?では銀10両をやるから、お前がこの宿を出て行ってくれるか?

趙 三: バカな事言ってんじゃねえ、痛い目に遭うぞ。来いよ、相手になってやる!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   8 20,000
2   8 20,000
3   16 30,000
4   8 20,000
5   16 30,000
6   32 120,000

 

 

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