[第20章]双龍谷での取引

官府と人さらいは結託し、双龍谷で人身売買を行っている。あなたはここで彼らを一網打尽にしようとする…

 

  ――悪党を片付けると、あなたは林青児に歩み寄り助け起こす…

 

林青児: (思い出し身震いする)ありがとうございます。お助けいただけなかったら、青児は……青児は……

 

  ――話し終わる前に、林青児がすすり泣き始めた…

 

 我 : あ…ああ、青児殿、泣くではない。薬の効果は間もなく消える、大丈夫だ。

林青児: (ほっとした表情で)青児とお呼びください。

     実を申しますと、今回鏢を引き受けましたのは、妹の仇討ちのためなのでございます。

 

  ――以前、林青児の妹もまた同じような状況で連れ去られ、行方知れずになっているのだった…

    林青児の訴えを聞き、あなたは怒り胸を痛める。林青児に対する愛おしさが更に満ちる…

 

 我 : くそ!この賊どもめ、まことに腹が立つ!安心せよ、私が必ずおぬしと共に報復してやろう!

林青児: (あなたを見、瞬きして)なんとお礼を申し上げてよいやら…

 

  ――翌日、あなたたちは双龍谷の人身売買に連れて来られた…

 

裘 翁: 金はここにある、娘はどこだ?

 

  ――この時、官服を着た二人が出て来た…

 

知 府: ははは、大旦那、慌てないで。ここに連れて来い!

 

  ――あなたと林青児は取り押さえられた。辺りを見回し状況を確認する。

    賄賂を受け取っていたのが、意外にも役人であると分かると、抑えきれずに怒りが爆発する…

 

 我 : (激高して言う)河南巡撫さま、河南知府さま、ずいぶんと度胸がおありですね!

 

  ――一目で肩書を指摘され、知府と巡撫は驚く…

 

知 府: (驚き)何者だ?

  我 : その目をしっかり開いて見るがよい!

 

  ――言い終わると、身に着けた玉璽を取り出し身分を明かす…

    知府はあなたの身分を知ると、驚きにしばし言葉を失う。事が露顕したと分かると過ちを認めた…

 

知 府: (凶悪な表情で)どうせ偽の玉璽だろう、陛下を語ろうというのか!

     おい、こいつらを捕らえろ、褒美はたっぷりやるぞ!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   10 40,000
2   10 40,000
3   20 60,000
4   10 40,000
5   20 60,000
6   40 240,000

 

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