[第31章]流言

都のあちこちで民がひそかに集まっているという噂が流れ、あなたは自ら真相究明に乗り出すことにした…

 

  ――平穏な北京に、民衆が密かに集まっているという噂が突然流れた…

 

 我 : 近頃、都で民が勝手に集まっているという噂を知っているか?

図 海: 申し上げます。民衆は夜になると、おのおの清浄寺に集まっているというのは、まことでございます。

     朝廷はとうに禁令を出しておるが、その者たちは法を無視しておる。何やら怪しいな。

     私が兵を率いて捕まえて参りましょうか?

 我 : (しばし思案して)これは大局に関係する重要なことだ。軽々しく手を出してはならぬ。

     ただの噂かどうか、朕自ら長安街で真偽を確かめてやろう。

 

  ――この時の長安街は、活気に満ち溢れていた…

 

図 海: あちらが長安街の清浄寺でございます。

 我 : 中に入ってみよう。

 

  ――清浄寺では、人々が集まって祈りを捧げ、和気あいあいとしている…

 

 我 : (呆れて言う)これがお前たちが言う捕らえるべき者か?

図 海: (気まずそうに答える)英明でいらっしゃいます。私は愚かですから、大きな過ちを犯すところでございました。

 

  ――突然、小役人に扮した者が駆け込んできた…

 

官 兵: お前たち、こそこそと集まったりして、陛下がお知りになったら捕まるぞ!

 

  ――言い終わると、振り向き去っていく。和気あいあいとしていた人々は、突然不安気に…

    あなたは図海に目で合図し、二人は清浄寺を出て、小役人の後ろに着いていく…

 

図 海: (小役人の前に立ちはだかり)いい度胸だ、偽役人のくせにでたらめを言うな!

官 兵: (慌てて)な…何だと?私は役人だ!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   16 80,000
2   16 90,000
3   32 120,000
4   16 90,000
5   32 130,000
6   64 520,000

 

 

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