[第28章]都へ帰る

都に戻ってから、あなたは藩属国の撤廃について話し合う準備をするよう、納蘭明珠に命じる…

 

  ――この時、永清県の駐屯副将が兵を連れて歩いて来た…

 

駐屯副将: 何事だ!

四品官吏: 副将、いいところにおいでくださいました!この無礼者どもが皇命に逆らうので捕らえました!」

 

  ――この時、副将が傍らに立つ図海にようやく気付いた…

 

図  海: (副将を睨みつけ、ゆっくりと言う)侯宇副将、私を捕らえるというのか?

 

  ――その声を聞くと、副将は自分の直属の上司だと気付き、驚きに汗びっしょりになる

 

駐屯副将: え⁉図統領、どうしてここに?

図  海: ふん!さっさと陛下に拝礼しろ! 

 

  ――周囲の人々は、聞くと一斉に膝をつき拝礼した。さきほどまで威張り散らしていた四品官吏は、とうに卒倒している…

 

   我   : まずはあやつを永清県令のもとに送り、法に基づき処罰せよ

 

  ――すぐに身を翻し、跪き拝礼する人々の方を向く…

 

   我   : おぬしたちは朕の善良なる民だ。今日のように寒さが厳しい日に、こやつは民に治水工事を強制した。

      朕が厳重に処罰するのは当然である!

駐屯副将: さすが陛下は英明でいらっしゃいます。万歳、万々歳!

 

  ――駐屯軍に護衛され、ついに都に帰り着いた。戻るなり納蘭明珠を謁見に召し出す…

 

納蘭明珠: 陛下、此度の南巡は順調にございましたか?

   我   : 明日、文程などを乾清宮に召し取る。藩属国撤廃の件を協議するのだ!

納蘭明珠: (驚いて言う)御意にござります!

 

  ――この時、宦官がひとり報告に訪れた…

 

小  李  子: 陛下、平凉提督の王輔臣が謁見に参っております

   我   : 通せ!

小  李  子: ははっ!

 

  ――ほどなくして、色白で髭のないがっしりとした武官が入ってきた…

 

王  輔  臣: 陛下にお目にかかります!

 

 

クリア報酬
  百家叢書 資質の実の欠片 名望値 銀両
1   14 70,000
2   14 70,000
3   28 100,000
4   14 70,000
5   28 100,000
6   56 400,000

 

 

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